加賀のスギを知ろう。
スギは森で生まれ森で育ち、木材となって二度生きる
産地直送、加賀で育った木を使う

スギはたいへん優れた建築資材です。
そして加賀で育った木は、加賀で使って欲しいと思います。
家となっても同じ気候・風土下で生き生きと生き続けます。
産地直送であるメリット
・木が育った環境がわかる
・乾燥法が見える
・長さを自由に採伐できる(長尺材が出せる)
・近くの山のスギを使うことで流通コストも削減できる
建築業者にお任せではなく、施主が自分達の目で確かめることで家への安心と信頼が生まれるのではないでしょうか。
木を伐り、木を植えることで山々は元気になり、美しい空気や水を育み、私たちに豊かな恵みをもたらしてくれます。
スギの材を知る

真っ直ぐに伸びたスギは、左右対称で狂いにくく、芯を硬い年輪で囲んでいます。
柱や梁には芯持ちがいいと大工さんは口を揃えていいます。
スギは人工林が成熟し蓄積量が最も豊富です。
ほぼ円形状でまっすぐ成長するスギ。素直な木目、柔らかい木肌は加工しやすいのが利点です。現在は科学的な調査でスギの強度が証明されました。
柱や梁などすべての構造材、床材や天井材などの内装材、建具材に利用されます。
木材は乾燥が決め手
長く安心して利用する為
当組合は、県下随一の規模を誇る木材乾燥機群を有しており、高温・中温蒸気式の大型乾燥機が9台、稼働しております。
創立以来行っている乾燥技術には自信を持っており、自前の製品製造だけでなく賃乾燥にも対応しており年間9千m3の乾燥を行っています。
伐ったばかりの木は縮んだり反ったり曲がったりします。
木材が縮めば止める金具が緩み、クロス割れなどの原因に繋がります。
製材直後の木材は水分を多量に含んでいます。
スギ材では80~120%もある水分を人工的な乾燥により18%位まで取り除くため建築後の狂いは非常に少なくなります。
当組合は木材が乾燥して縮む分と、削り加工で小さくなる分を見越して、最初から寸法を大きくして製材します。
環境負荷低減へ
かが森林組合を通じて近隣の山から原木を集めること、製材所と加工所が隣接していることによる運搬に係るCO2の削減、近隣の製材所から集めた製材端材を使ったボイラーで乾燥を行っていることによる化石燃料の代替え効果によるCO2の削減、さらにはFSCやSGECの環境に配慮した施業を行っている森林から生産される木材を販売するなど環境に優しい取り組みを進めています。
3つの特徴
より確かな安全の為に
強度試験により証明された信頼性は日本で日常起こる微震や、さらに大きな地震によるダメージにも堪えうることを保証します。
特徴的な木目と耐久性
かが杉は他のスギと比べ年輪が細かく、その木目と赤身の美しさに特徴があります。
耐久性が強く、古来より良質の建築材料として広く使われています。
確かな加工技術と高い安全性
木材のプロフェショナルが長年の実績と技術で厳しいチェックを行い検査に合格したものだけを出荷します。